2013/01/23

柿の葉を蚕食するイラガ(蛾)幼虫を接写



2012年10月下旬・室温19℃

イラガ幼虫の飼育記録:3

カキの葉を食べているイラガMonema flavescens)終齢幼虫の口元を接写しようと幾ら頑張っても、頭部がフードのような構造に覆われていてよく見えません。
これはイラガに独特の身を守る体の作りなのでしょうか。

これまで見てきた経験だと蛾の幼虫は葉縁に跨って蚕食するのが普通です。
ところが、イラガ幼虫は葉裏に止まって葉縁から顔を乗り出す姿勢で葉縁を摂食します。
終齢幼虫なのに食欲があまり無いようですが、体内寄生されているのかと心配になります。
早く成長して繭を紡いでくれないと、食草が枯れたり落葉して調達できなくなります。

つづく→営繭開始







2013/01/22

オオマルハナバチ♀がハナニガナに訪花



2012年10月中旬

林道の道端でキク科の黄色い花にオオマルハナバチ♀(Bombus hypocrita)が忙しなく訪花していました。
ジシバリの仲間だと思うのですが、ハナニガナでしょうか。
後脚の花粉籠は空のため、どうやら花粉よりも蜜が目当てのようです。




シロスジベッコウハナアブ♀のセイタカアワダチソウ訪花と飛び立ち【ハイスピード動画&HD動画】



2012年10月下旬

満開のセイタカアワダチソウに訪花するシロスジベッコウハナアブ♀(Volucella pellucens tabanoides)が蜜蜂と入れ替わるように花から飛び立つ瞬間をハイスピード動画(220 fps)に撮ってみました。
後半のリプレイは更に25%スローにしています。




同一個体を通常のHD動画でも撮ってみました。
花の上を歩き回りながら口吻を伸ばして花蜜や花粉を舐めています。


【追記】
近縁種の標本写真をまとめたサイトはこちら(@ハナアブの世界)。



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