2023年7月下旬〜8月上旬
二次林にあるニホンアナグマ(Meles anakuma)の巣穴LRを新旧2台のトレイルカメラで監視しています。
何か特筆すべき行動があれば個別の記事にするのですが、とりとめもない残り物の行動シーンをまとめました。
全て夜の活動です。
転出した後の旧営巣地(セット)に一時帰還してうろついたり、巣穴に出入りしたり、など。
観察歴の浅い私が見落としている行動がありそうですし、念の為に撮れた動画を全て残しておきます。 (我ながら貧乏性ですね…)
シーン0:7/22・午後13:19・晴れ・気温38℃?(@0:00〜)
シーン1:7/22・午後14:07・晴れ・(@0:04〜)
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。
シーン2:7/22・午後21:52・(@0:07〜)
右下へ
シーン3:7/22・午後21:59・気温24℃(@0:16〜)
左へ
シーン4:7/22・午後21:58・(@0:22〜)
二次林の林縁を右往左往し、最後は足早に右へ。
腹面に乳首が見えるので、母親♀のようです。
シーン5:7/24・午後20:01・気温27℃(@0:58〜)
2日後の晩にニホンアナグマ幼獣が単独でうろついています。
シーン6:7/24・午後20:01(@1:22〜)
別アングルの広角映像でも撮れていました。
左奥の林内を左へ走り去りました。
その後、左から登場しかけたのに、引き返してしまいました。
シーン7:7/24・午後20:07・(@1:39〜)
左へ。
シーン8:7/24・午後20:06・(@1:39〜)
別アングルの広角映像でも撮れていました。
奥の灌木林を右から左へ。
途中でぶつかった灌木が揺れています。
シーン9:7/26・午前2:59(@1:56〜)
2日後の未明に登場した成獣は、左右の目のサイズが同じぐらいなので、母親♀ではなくヘルパー♂のようです。
巣口Rに顔を突っ込んで匂いを嗅ぎ、中を点検してから右へ立ち去りました。
シーン10:7/28・午後20:41・気温27℃(@2:29〜)
2日後の晩。
もしかすると、巣穴Lから外に出てきたばかりなのかもしれません。
獣道を通って右上奥へ。
幼獣かな?
シーン11:7/29・午前4:14・気温22℃(@2:58〜)
幼獣2頭が巣口Lに並んで匂いを嗅いでいました。
1頭が身を翻して左へ走り、別の兄弟(姉妹)と遊び始めたようです。
もう1頭も巣口Lから左へ駆け出しました。
シーン12:8/1・午前2:39(@3:20〜)
長い落枝がアナグマに踏まれて動くことで、左端の死角でうろついているアナグマの動きが、予想できます。
巣口Rの手前まで来たのに、急に何かに驚いて身を翻し、左へ走り去りました。
股間に睾丸が見えたので、ヘルパー♂のようです。
シーン13:8/1・午前2:40・気温24℃(@3:20〜)
別アングルの監視カメラで続きが撮れていました。
左から来て巣口Rの匂いを嗅いだヘルパー♂が、左へ戻って行きました。
落枝に股間が触れたのはたまたまなのか、それともスクワットマーキング(匂い付け)したのか、よく分かりません。
しばらくすると、何かに驚いたアナグマ♂が全力疾走で左から右へ横切りました。
よほど慌てていたのか、獣道の途中で細い灌木の枝にぶつかりポキッと折れる音が聞こえました。
シーン14:8/3・午後19:23・(@4:00〜)
2日後の晩に、はしゃぎ回る幼獣3頭の群れが写りました。
1頭は巣口Rの匂いをクンクン嗅いでいます。
右へ次々と駆け出しました。
シーン15:8/3・午後19:33・気温29℃(@4:27〜)
やんちゃな幼獣2頭が巣穴Lへ戻ってきたと思いきや、再び追いかけっこしながら獣道を走り去りました。
シーン16:8/3・午後20:01・気温26℃(@4:27〜)
幼獣?の単独個体が出巣Lしたばかりのように見えますが、走って巣口Lに戻ってきて中を点検しただけかもしれません。
右へ。
シーン17:8/4・午前0:53・気温23℃(@4:51〜)
翌日の深夜に幼獣が単独で左へ。
どこから現れたのか不明です。(出巣L直後なのか?)
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
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