2021年7月上旬・午後15:25頃・くもり
大通りに面した某店舗の店先の軒下に毎年ツバメ(Hirundo rustica)が巣を作っています。
長い蛍光灯カバーの上の隅という全く同じ場所に今季も泥巣が作られていました。
関連記事(4年前の撮影)▶ 早朝の巣で親鳥の帰りを待つツバメの雛鳥(野鳥)定点観察できませんでしたが、既に全ての雛が巣立った後らしく、巣は空っぽでした。
その空巣の横の蛍光灯カバーの上に1羽のツバメが止まっていました。
現場ではてっきり巣立ち雛(幼鳥)なのかと思い込み、親鳥が給餌しに来るかと期待して動画を撮り始めました。
しかし後で調べてみると、この個体は赤色が濃いので成鳥でした。
ネット検索で調べてみると、はれときどきカメラ:第355話 ツバメの幼鳥というサイトに幼鳥の見分け方が書いてありました。
ツバメは額(ひたい)や喉に『赤茶色』の部分があります。 幼鳥は『赤茶色』の部分が淡いのが特長です。 成鳥になると、はっきりとした赤茶色になります。 また、成鳥に比べると、全体に丸みと幼さが感じられる姿をしており、とてもかわいらしくみえます。ということは、育雛が一段落した後の親鳥が休息しているのでしょう。
目を瞬きしているので、昼寝している訳ではななさそうです。
左の翼に白い羽毛が混じって見えるのは、換羽中なのですかね?
客が出入りする店の入り口に向かってカメラを長時間向けるのはプライバシーの問題があって気が引けます。(顔が写って無くても客は心理的にカメラを嫌がるでしょう)
仕方がないので、通りすがりに短時間撮っただけです。
落ち着いてじっくり撮影(定点観察)できるツバメの営巣地を長年探しているのですけど、なかなか見つかりません。
そもそもツバメは天敵のカラスやネコを避けるために人通りの多い賑やかな所に営巣するので、私の要求とは相反します。
許可を得てツバメの巣の横に無人のセンサーカメラを設置させてもらうのが、ひとつの手かもしれません。
最近はツバメにとって住宅難(営巣地不足)が深刻に進行しているらしく、個体数も巣も年々減少している印象です。
ここも古い蛍光灯がLEDの照明に切り替わると、貴重な営巣地が撤去されてしまうでしょう。
この動画は動きに乏しくてあまり面白くありませんが、次に紹介するネタの前フリとなります。
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