2021/02/28

脱皮前の眠で微動するフクラスズメ(蛾)亜終齢幼虫【50倍速映像】

 

フクラスズメ(蛾)の飼育記録#2

▼前回の記事 
カラムシの葉を食べるフクラスズメ(蛾)幼虫
2020年10月下旬・午前

採集してきた2匹のフクラスズメArcte coerula幼虫のうち、大型の老熟幼虫は家に持ち帰るまでに私の不注意で死んでしまいました。 
無事だった中齢幼虫を飼い始めると、食草であるカラムシの葉を1/3食べたところで食欲を失い、葉裏に下向きでしがみついたまま動かなくなりました。 
どうやら脱皮前の眠に入ったようです。 
一晩経つと頭楯の新しいクチクラの上に古い抜け殻が付いているように見えたので、いよいよ脱皮が近いと判断し、微速度撮影で記録し始めました。 
50倍速の早回し映像をご覧ください。 

フクラスズメの亜終齢幼虫はカラムシの葉裏の主脈ではなく、太めの支脈に沿って下向きに静止しています。 
尾脚および腹脚は太い葉脈をしっかり掴んでいました。 
肉眼ではじっとしているように見えても、タイムラプスで見ると全身がときどき自発的にヒクヒクと蠕動しています。



↓【おまけの映像】 
同じ素材で少し遅い30倍速映像をブログ限定で公開します。 


  

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