2019年9月下旬・午後15:45頃
民家の庭(家庭菜園?)からブロック塀を乗り越えて外に垂れ下がっている蔓植物に白い花穂が満開に咲いていました。
私はその名前を知らなかったのですが、昨年アカザカズラ(別名オカワカメ)と教えてもらいました。
観賞用だけでなく、知る人ぞ知る野菜として食用にも供されているのだそうです。
(私もいつか食べてみたいものです。)
今年はこの植物の訪花昆虫に興味を持って定点観察にときどき通っていたら、ようやく花が咲いて辺りには独特の良い芳香が微かに漂っていました。
まず目に付いたのはサッポロヒゲナガハナアブ♀(Chrysotoxum sapporense)です。
一瞬クロスズメバチの仲間かと見間違えたので、ベイツ型擬態なのでしょう。
左右の複眼が離れているので♀のようです。
白い花穂を歩き回りながら、口吻を伸ばして花粉や花蜜を舐めていました。
翅の前縁端に褐色の斑紋があります。
▼関連記事(1年前の撮影)
カキドオシの花粉を舐めるヒゲナガハナアブ♂
サッポロヒゲナガハナアブ♀@オカワカメ訪花吸蜜 |
サッポロヒゲナガハナアブ♀@アカザカズラ訪花吸蜜 |
アカザカズラ(オカワカメ)花穂@ブロック塀 |
アカザカズラ(オカワカメ)花穂+葉+蔓@ブロック塀 |
アカザカズラ(オカワカメ)花穂@ブロック塀・全景 |
ちなみに、2週間前の9月中旬に撮った蕾の写真もついでに載せておきます。
アカザカズラ(オカワカメ)蕾@ブロック塀 |
アカザカズラ(オカワカメ)蕾@ブロック塀・全景 |
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