2018年9月上旬
激しい雨が降っているときを見計らって家庭菜園のサトイモ(里芋)畑を見に行きました。
サトイモの葉は撥水性が極めて高いために、いくら雨が降っても葉が濡れることはありません。
付着した雨水は表面張力で水滴となり、葉を揺らすだけで水銀のように滑らかに動き、葉から自然に転がり落ちてしまいます。
光合成の妨げとなる汚れが葉の表面に付着していても、雨が降れば汚れは動く水玉に取り込まれ、自然に流れ落ちてしまうのです。(自浄作用)。
これをロータス効果と呼びます。
ロータスとはハスの英語名(lotus)ですが、ロータス効果は蓮だけでなくサトイモの葉などにもあります。
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撥水性の高いサトイモの葉でロータス効果の実演
前回はロータス効果を実演するために雨上がりの葉を手で揺らしましたが、今回は雨が降っている最中の様子を撮りに来たのです。
サトイモの葉が傾いていると、雨の水滴は自然に零れ落ちてしまいます。
大きく開いた葉の中央の凹みに幾つかの水滴が合流し溜まっていきます。
やがて大きくなった水滴が凹みから溢れて一気に流れ落ちる様が、見ていて気持ちいいですね。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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