2016年5月上旬
2階建て民家のトタン屋根の軒下でスズメ(Passer montanus)の群れが鳴き騒いでいました。
いずれも頬が黒いので成鳥でした(巣立った幼鳥ではない)。
北東の角にある水平の雨樋の左端に枯れ草を詰め込み、営巣しているようです。
雨樋から緑の草も見えるのは、ここから生えてきたのか、それとも巣材として持ち込んだのかな?
どうやら、その営巣地を取り合って喧嘩している模様。
雨が降ったら忽ち水浸しになるような位置に巣を作って大丈夫なのか?と素人目には心配です。
これが争うほどの優良物件ということは、よほど住宅難なのでしょうか?
雨樋の巣に居る2羽が
それにしては映像冒頭で、番の一羽が左横の個体(伴侶?)を嘴で軽くつつきました。
一羽は抱卵中なのかと思いきや、落ち着きなくあちこちへ少し移動します。
未だ巣に居座ってるだけのようです。
その巣を屋根の上から別個体が覗きこんでいます。
巣内から一羽がパッと飛び立って迎撃し、屋根の上から追い払いました。
番の2羽が組んで見張っていれば、一羽が積極的に戦って巣を防衛することが可能ですね。
ライバルの挑発や陽動作戦があっても大丈夫です。
屋根の上で激しく鳴きながら盛んに飛び回り、争っています。
巣への侵入者を追い払いました。
近所のスズメの群れを個体標識して調べれば面白そうです。
スズメが争う鳴き声を声紋解析してみる?
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