2014年8月中旬
里山の雑木林で定点観察に通っているミズナラの樹液酒場に夜行ってみると(19:20 pm 〜 21:46 pm撮影)、後翅が美しい見慣れない蛾が口吻を伸ばして吸汁していました。
ムクゲコノハ(Thyas juno)とは初対面で感激もひとしおでした。
後翅の派手な模様が目立ちますけど、威嚇用の眼状紋にしては中途半端な形です。
指で翅にそっと触れると直ちに飛んで逃げました。
同じ樹液酒場で何頭も見かけました。
ライトの光をあまり気にしないので、観察しやすい。(『樹液に集まる昆虫ハンドブック』p32より)この点は本に書いてあった通りでした。
ちなみに本種の性別判定法は触角の形状ではなく、
前翅前縁基半がふくらんでいるようだと♂。性差は前翅の形や後翅内縁の毛に注目。とのことで、写真を見るとどれも♂かな?
映像の飛んで逃げた個体が下の葉に落ちた。 |
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