真夏に日光浴するヒオドシチョウ
2014年8月中旬
山道の脇のちょっとした崖でヒオドシチョウ(Nymphalis xanthomelas japonica)が止まっていました。
翅を開閉しつつ日光浴していました。
全開にするとさすがに暑いのでしょう。
口吻は伸ばしていないので、土を舐めている(ミネラル摂取)のではないと思います。
最後はようやく飛んでくれました。
本種は年一回、初夏の6月頃に羽化した成虫が夏眠し、そのまま越冬するという生活史を送ります。
そのため真夏のこの時期に成虫を見かけるのは珍しく、記憶にありません。
現場は避暑地というほど高山ではなく、身近な里山です。
実はこの直前にもう一頭見かけましたが、林縁に逃げられ撮り損ねました。
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