2013年11月上旬
平地の畑を通る農道の脇に咲いたセイタカアワダチソウの群落でキクキンウワバ(Thysanoplusia intermixta)が訪花していました。
腹部が丸々と太った個体なので、もしかすると♀なのかもしれません。
口吻を伸ばして吸蜜している最中も、翅を小刻みに震わせています。
いつでも飛び立てるように準備運動を怠らないのでしょうか(アイドリング運転)。
黄金色に輝く三日月模様が前翅にあり、お洒落ですよね。
蛾の苦手な人にぜひ見てもらいたい美麗種のひとつです。
夕暮れで薄暗いので、映像のラスト1分間だけ自動色調補正を施しています。
色合いが少々どぎつくなってしまったかもしれません。
『昆虫の集まる花ハンドブック』p25によると、帰化植物セイタカアワダチソウは
蜜や花粉が大量、かつ容易に摂れるので、様々な昆虫が集まる。(中略)日本在来の植物の花粉媒介者を奪ってしまうともいわれる。
翅裏 |
全景 |
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