2013年9月中旬
山間部の道端の斜面に咲いた野菊の群落でキバネハサミムシ♂(Forficula mikado)を見つけました。
花から花へと歩き回り、白い花弁ではなく中央の集合花を採食しています。
花蜜を舐めているか、花粉を食べているようです。
ハサミムシにはあまり馴染みがない私は、何を食べているのか考えたこともありませんでした。
訪花シーンを初めて目にして非常に興奮しました。
「あおもり昆虫記」によれば、本種は
秋にアザミの花の上で普通に見ることができる。
『日本動物大百科8昆虫Ⅰ』p120によると、
ハサミムシの多くは食肉性で、他の昆虫などの小動物を捕らえて食べるが、生きたものばかりでなく死んだものも食べる。(中略)キバネハサミムシやコブハサミムシは植物につくアブラムシを食べるほか、新芽、花、実なども食べる真の雑食性と思われる。
このキク科の白い花の名前が分からないので、どなたか教えて下さい。
『札幌の昆虫』p57によれば、クヌギハサミムシ科は
植物質の他、ガの幼虫やアブラムシなどの昆虫も食べる雑食性。
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