2013年7月中旬・室温24℃
ヒメクモバチ羽化の飼育記録4
前回のヒメクモバチ♂e(旧名ヒメベッコウ;Auplopus carbonarius)が羽化して4日後。
この日も早朝から泥巣を動画で監視記録していると、7匹目の新成虫♂gが羽化してきました。
映像をよく見ると、今回の♂gは脱出直前に育房の内部から水を吐き戻して土壁を柔らかくする行動は見られませんでした。
同じ母蜂から生まれたヒメクモバチ♂でもこの行動をする個体(♂e)としない個体(♂g)がいるという結論になりました。
泥巣の端に作られた育房から順に脱出口が開いています。
育房はあと一つ残っているように見えますけど、その後はもう新成虫の羽化はありませんでした。
計7匹で打ち止め。
今回タニウツギの葉裏から採集したヒメクモバチ泥巣の被寄生率は零でした。
参考記事→「ヒメベッコウの巣から羽化したホシツリアブとヤドリクモバチ」ちなみに、6匹目♂fの羽化脱出は3日前の夜に行われたものの、残念ながら見逃してしまいました。
それでも網室内で無事に蜂を捕獲。
▼つづく
交尾と交尾拒否
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