2013年6月中旬
道端のイネ科の葉に止まって交尾中のヒメシジミ(Plebejus argus)♀♂ペアが居ました。
左が♂、右が♀。
よく見ると、後翅裏の斑紋に微妙な性差がありますね。
翅を閉じたまま逆向きに静止し、腹端の交尾器を結合しています。
あぶれ♂(またの名をお邪魔虫)が数匹飛来するも、早い者勝ちなのか強引に割り込んだりせずにあっさり諦めて飛び去りました。
風揺れに悩まされながらも、マクロレンズで交尾器結合部を接写してみました。
交尾中にペアの片方が歩いて少し前進すると、それに引っ張られて他方も結合したまま後退します。
♀は脚で顔を拭ったりしています(身繕い)。
よく似たミヤマシジミの分布は東北地方南部〜中部地方南部らしいのですが、レッドデータによれば山形県でミヤマシジミは絶滅(EX)したとされているので除外しました。
全景 |
あぶれ♂の飛来 |
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