2013年6月上旬
昨秋に採集したスズバチ(Oreumenes decoratus)の泥巣を丸ごと室内で飼育・越冬させました。
乾燥しすぎないよう、密閉容器に入れておきました。(特に加湿していません。)
関連記事→「スズバチの泥巣を発掘@歩道の縁石」泥巣を発掘した際に育房内の繭も破けたため、中の蜂の子が露わになっています。
蜂の子は前蛹のステージで冬越しした後、いつの間にか蛹化して更に蛹の黒化が進んでいました。
蛹が自発的に蠕動する様子をマクロ動画に撮ってみました。
足先がピクピク動き、大顎を開閉したり口吻を伸縮させたりしています。
いよいよ羽化が近いのかもしれません。
隣の育房も覗いてみると、蛹の発達段階はまちまちのようです。
口吻が伸びたままの個体や未だ黒化してない(クリーム色の)蛹も居ました。
果たして今年も泥巣からスズバチ成虫が脱出してくる瞬間を撮影できるでしょうか?
羽化に向けて撮影の準備を整えます。
つづく→「泥巣から羽化脱出するスズバチ【微速度撮影】」
採寸のため泥巣を1mm方眼紙上に置いた。 |
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