2012/11/19
交尾しながらホバリング飛行でリョウブに訪花吸蜜するスズキハラボソツリアブ【ハイスピード動画&HD動画】
2012年8月下旬
満開のリョウブの花に交尾中のスズキハラボソツリアブ(Systropus suzukii)が何組も訪れ、賑わっていました。
連結ホバリング飛行の妙技を220fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
吸蜜する個体は訪花の際に羽を休めます。
その間、後ろ向きの相方は休まずホバリング飛行を続けます。
互いに逆を向いたペアでどのように意思疎通がなされタンデム飛行しているのか、非常に不思議です。
単純に訪花吸蜜したい方が配偶者をぐいぐい引っ張って飛ぶのかな?
彼らの複眼は真後ろも視野に含まれるのだろうか?
ドリトル先生に登場する空想上の動物「オシツオサレツ」の滑稽な動きとは大違いです。
通常のHD動画でも撮ってみました。
吸蜜している個体は常に♀なのでしょうか?(かかあ天下)
逆に、釣った魚には餌をやらないタイプの亭主関白なのでしょうか?
それとも翔んだカップルは交互に食事するのかな?
本種の性別判定法を知らないのですけど、双翅目の多くでよくあるように複眼の大きさで見分けられるのかしらん?
達人なら交尾器の結合部を見るだけでも性別が分かってしまうのかもしれません。
腹部の若干太い方が吸蜜しているようなので、やはり♀?
Labels:
アブ・ハエ・カ・ガガンボ(双翅目),
スローモーション,
配偶行動,
飛翔,
訪花
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿