2024年7月上旬・午後13:45頃・晴れ
里山で私が静かに下山していると、前方からニホンザル♀♂(Macaca fuscata fuscata)の群れが山道を逆に登って来きました。
私も猿も立ち止まって互いに様子を伺います。
先頭個体は子連れの母猿で、山道に座り込むと赤ん坊を胸に抱いて授乳していました。
私を怖がった母猿は山道を外れて横の草むらに隠れましたが、しばらくするとまた子猿を抱えて山道に戻ってきました。
授乳中の♀は暇つぶしに自分の体を掻いたり毛繕いしています。
乳首が長い経産婦なのに、子猿を連れずに単独で行動している♀もいます。
今季は出産しなかった♀個体なのでしょうか。
ニホンザル達はどうしても私と安全にすれ違って遊動を続けたいらしく、私を迂回するように横の草むらに次々と入って行きます。
赤ん坊は母親♀の胸にしっかりしがみつき(乳首を咥えたまま)、抱っこの状態で運ばれていきます。
つづく→
【アフィリエイト】