2025/09/24

群れで山道を登りながら子猿に授乳するニホンザル♀

 

2024年7月上旬・午後13:45頃・晴れ 

里山で私が静かに下山していると、前方からニホンザル♀♂(Macaca fuscata fuscata)の群れが山道を逆に登って来きました。 
私も猿も立ち止まって互いに様子を伺います。 

先頭個体は子連れの母猿で、山道に座り込むと赤ん坊を胸に抱いて授乳していました。 
私を怖がった母猿は山道を外れて横の草むらに隠れましたが、しばらくするとまた子猿を抱えて山道に戻ってきました。 
授乳中の♀は暇つぶしに自分の体を掻いたり毛繕いしています。

乳首が長い経産婦なのに、子猿を連れずに単独で行動している♀もいます。 
今季は出産しなかった♀個体なのでしょうか。 

ニホンザル達はどうしても私と安全にすれ違って遊動を続けたいらしく、私を迂回するように横の草むらに次々と入って行きます。 
赤ん坊は母親♀の胸にしっかりしがみつき(乳首を咥えたまま)、抱っこの状態で運ばれていきます。 


つづく→ 


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2025/09/23

夜のアナグマ営巣地を飛ぶコウモリ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年7月上旬・午後21:05頃・気温27℃ ・日の入り時刻は午後19:08

平地の二次林でニホンアナグマMeles anakuma)の母子家族が暮らす営巣地(セット)を無人センサーカメラで見張っていると、ある晩にコウモリが素早く飛んで手前から奥に横切りました。
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 

アナグマの家族が転入してからコウモリが登場したのはこれが初めて…ではなく、たぶん2回目です。



つづく→

ハルジオンの花蜜を吸うウスバアゲハ

 

2024年5月下旬・午前11:15頃・晴れ

山麓の道端に咲いたハルジオンの群落でウスバアゲハ(別名ウスバシロチョウ;Parnassius citrinarius)が訪花していました。 
伸ばした口吻にも脚にも黄色い花粉が付着しています。 
流蜜量が多い頭花を見つけたようで、一心不乱に吸蜜を続けてなかなか飛び立ちません。 
隣接する頭花には、わざわざ飛ばずに歩いて移動します。(省エネ) 

この個体の性別を私には見分けられませんでしたが、腹端に交尾嚢がないことから、交尾済みの♀でないことは確かです。 

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