2024/12/23

真冬の雪山を駆け回るニホンリス【トレイルカメラ】

 

2024年1月中旬 

シーン0:1/9・午後12:38・晴れ(@0:00〜) 
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の状況です。 
雪の積もった里山で、スギ植林地に残されたニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr1を自動撮影カメラで見張っています。 
暖冬で降雪が少ないのですが、林床の溜め糞は雪で覆われ、雪面にはスギの落葉落枝が散乱しています。 
画面の手前から奥に向かって上り坂の斜面を見上げるアングルになっています。 

この地点でニホンリスSciurus lis)が初めて登場したシーンをまとめました。 


シーン1:1/20・午前6:54・晴れ(@0:07〜) 
雪面に立ち止まっていたリスが右に(渓谷に向かって)軽快に走り去りました。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。


シーン2:1/20・午前9:14・晴れ(@0:24〜)
2時間20分後、同一個体のリスなのか、スギ立木の背後を通って雪の斜面を右へ走って行きます。 
ときどき立ち止まりながらも、渓谷の方へ向かっています。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 


リスは体重が軽いのか、雪面が凍結していたのか、2回ともリスの足は雪に深く潜ってはいませんでした。
樹上性のリスが雪原を無防備に走り回るのは目立ちますから、天敵(捕食者)に襲われるリスクがあるはずです。
秋に貯食しておいたはずなのに、厳冬期は食糧が乏しくて、遠出をしないといけないのかな?

雪で覆われた深い渓谷をリスが対岸に渡ることがあるのでしょうか? 
切り立った崖の雪面にリスの足跡を見つけたことは未だありません。 
いつかトレイルカメラで野生動物の鵯越(ひよどりごえ)を長期監視してみたいのですが、その渓谷は雪崩の多発地帯な上に、トレイルカメラを上手く設置できる場所が確保できなくて、保留(後回し)になっています。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


つづく→

イモカタバミの花で採餌し飛び回るハキリバチの一種♀【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2023年10月中旬・午後15:15頃・晴れ 

民家の軒下の花壇に咲いたイモカタバミの群落でが訪花していました。 
正当訪花を繰り返して吸蜜しています。 
腹面のスコパが橙色の花粉で汚れています。 
採餌の合間に身繕いして、体に付着した花粉をスコパに移しています。

イモカタバミの花から飛び立つ瞬間の羽ばたきを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:56〜) 


関連記事(4か月前、4年前の撮影)▶  

2024/12/22

雪が降る夜に雪山を独りでうろつくホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 




2024年1月中旬 

雪の降る夜にホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が単独で登場したシーンを以下にまとめました。 

シーン0:1/9・午後12:38・晴れ(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の様子です。 
雪の積もった里山で、スギ植林地に残されたニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr1を自動センサーカメラで見張っています。 
暖冬で降雪が少ないのですが、林床の溜め糞は雪で覆われ、雪面にはスギの落葉落枝が散乱しています。 
画面の手前から奥に向かって斜面を見上げるアングルになっています。 


シーン1:1/12・午後17:56(@0:06〜)日の入り時刻は午後16:43。 
小雪がぱらつく晩に単独で現れたタヌキが、雪山の斜面をうろつき、右上奥(渓谷)へ向かいました。 


シーン2:1/13・午後23:11(@0:27〜) 
翌日も夜中に単独行動のタヌキが登場し、奥の斜面を右へトラバースして行きました。 


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