2023/06/04

食後に種子を吐き出すジョウビタキ♀(野鳥)

 

2022年11月上旬・午前10:50頃・くもり 

山麓の入山口でジョウビタキ♀(Phoenicurus auroreus)が道端の藪から飛び上がって近くの電線に止まりました。 
どうやら私が近づくまで地上で採食していたようです。(メニューは不明) 
電線に止まり、いつものように尾羽根を細かく振っています。 

大きく開いた嘴から小さな種子が飛び出したので、見ていた私は吃驚しました。 
このときチッ♪と小声で鳴きました。 
しばらくすると再び種子を連続で吐き出したので、意図的な排出行動と分かりました。 
2回目以降は鳴き声が聞き取れませんでした。(鳴かずに吐き出し) 
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:48〜) 
種子を吐き出す際に嘴を開くと、赤い舌が見えました。 

鳥類には歯が無いので餌を何でも丸呑みにし、砂嚢ですり潰してから胃で消化します。 
一部の鳥は消化できない物をペリットの塊としてまとめて口から吐き出します。
 
関連記事(9、10年前の撮影)▶ 

ジョウビタキが食後に種子を1粒ずつ吐き出すのは初めて見ました。
ネット検索すると同じ事例が多数ヒットするので、ジョウビタキではよく知られた行動のようです。 
吐き出したのが何という植物の種子か分かりませんが、この行動も一種の種子散布と言えるでしょう。
種子を吐き出すのなら、ジョウビタキ♀は一体何を目当てに採餌していたのか気になります。 
(果肉を食べていたのかな?)

最後にジョウビタキ♀は電線上で方向転換してから飛び降りました。 

※ 動画編集時に逆光を補正しました。 
冒頭の吐き出しシーンだけ、鳴き声が聞き取れるように音声を正規化しました。

2023/06/03

夜の河畔林でオニグルミ堅果を運搬中に出会った野ネズミ同士が激しい喧嘩【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年11月上旬

ニセアカシアが優占する河畔林でタヌキの溜め糞場rvをトレイルカメラで見張っていると、野ネズミ(ノネズミ)の面白い行動が記録されていました。 


シーン1:11/2・午後21:26 (@0:00〜) 
夜に溜め糞を訪れていた野ネズミが林床に転がっている落枝に落枝に飛び乗りました。 
そして、ニセアカシア根元に転がっていた黒くて丸い物体を見つけました。 
どうやらオニグルミの堅果のようです。 
いつからあったのか、動画を遡ってチェックしてみると、2時間20分前に撮れた動画には写っていませんでした。 
近くに自生するオニグルミの木からの落果がこんな所まで転がってくるとは考えにくいです。 
おそらく(別個体?の)野ネズミが運搬中にうっかり落としてしまったのでしょう。 

野ネズミは拾ったクルミの実を口に咥えると、落枝を乗り越え、画面右下に運んで行きました。 
どこか安全な場所に埋めて隠し、冬の食料とするのでしょう。(貯食行動) 


シーン2:11/3・午前1:10 (@0:24〜) 
深夜の林床で左上の落枝に居た野ネズミaがニセアカシアの根際に飛び降りて休んでいます。
そこへ左上から別個体の野ネズミbがやって来ました。 
この個体bはオニグルミの堅果を咥えて運搬中でした。 
暗闇で2匹が出会うと、大喧嘩が勃発しました。 
まずはお互いに驚いて、弾かれたように離れました。 
落枝を伝って走って行ったり来たり、林床に降りたりして走り回ります。 
個体bが落としたクルミを拾って持ち去ろうとしても、相手aはそれを許さずに追撃します。
1匹は画面下に逃げて行きました。 
もう1匹は相手を見失ったようで、画面上に移動します。 

一連の騒動を1/3倍速のスローモーションでリプレイしてみましょう。(@0:59〜) 
クルミを持参した個体bは、落としたクルミを喧嘩中に何度も取りに戻ろうとしています。 
最後は相手aに追い払われて右下に走り去りました。 
スロー映像を見る限り、クルミの争奪戦というよりも縄張り争いのように見えます。 
「普段から仲の悪いご近所さん」なのでしょう。 
お互いに貯食したクルミを盗み合っているのかもしれません。 

喧嘩中に野ネズミの鳴き声は聞き取れませんでした。 
近くを流れる川の水音がうるさいせいなのか、それともヒトには聞き取れない超音波を発しているのかもしれません。 

オニグルミの堅果は画面左上のニセアカシア根際に落としたままです。 
シーン1で急に登場したクルミの出所もこれで想像がつきました。 


シーン3:11/3・午前2:05 (@2:02〜) 
55分後、喧嘩のほとぼりが冷めてから、1匹の野ネズミが落とし物を取り戻しに来ました。 
(この野ネズミがシーン2の個体bかどうか、私には見分けられません。) 
拾ったオニグルミ堅果を口に咥えると、落枝を伝って画面の右下へ運び去りました。 
安全な貯食場所を探索しているようです。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。 





【追記】
別の地点でも同様の事件が記録されていました。


キマダラハナバチの1種の飛び立ち

 

2022年6月中旬・午後15:40頃・ くもり

道端の休耕地にて、カラフルで小さな蜂が地面の枯草に乗っていました。 
他のハナバチ類に労働寄生するキマダラハナバチの1種です。 
翅を半開きにしたまま休んでいます。 
この角度では頭楯の色がよく見えないので、性別も分かりません。 

クロヤマアリFormica japonica)のワーカー♀が近づいてくると、嫌がった蜂が飛び去りました。 
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
珍しいキマダラハナバチをじっくり接写できなくて、残念無念。

撮影直前にこの蜂は道端で訪花していたのですが、花の種類を覚えてません…。

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