2020年8月下旬・午前6:55頃・晴れ
喉元が黒くないので、夏羽の♀と分かります。
岩だらけの河原をどんどん右に歩きながら餌を探しています。
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
今回興味深く思ったのは、2種のセキレイが互いに争わなかったことです。
特にセグロセキレイ♂は囀り の鳴き声を発して朝の縄張り宣言をしていたのに、異種のキセキレイ♀に対して寛容だったことはとても意外でした。
縄張り争いは、♂同士、♀同士で戦うのかな?(♂は異種の♀に対しては寛容なのかな?)
まさかこの異種の♀♂が番 を形成しているのでしょうか?!
そもそもキセキレイをこんな中流域の河原で見かけるのは珍しいです。
(セグロセキレイは)ハクセキレイやキセキレイとは概ね棲み分けている。(中略)縄張り意識がとても強く、同種のほかハクセキレイ、キセキレイと生活圏が競合する場合には追いかけ回して縄張り争いをする様子がよく観察される。なお、他のセキレイと競合した場合に本種が強い傾向がある。(wikipediaより引用)
(キセキレイの)雄は特に縄張り意識が強く、同種およびセグロセキレイ、ハクセキレイと追いかけ回して縄張り争いをする様子もよく観察される。(wikipediaより引用)キセキレイ♀が右へ右へどんどん逃げて行ったのは、対岸から撮影する私を警戒したのかと初めは思いました。
あるいは、キセキレイ♀はセグロセキレイ♂に遠慮して餌場をさり気なく譲ったのかもしれません。
実は対岸の河原でセキレイ類の縄張り争い(空中戦)もちらっと見かけたのですが、動画に撮り損ねました。
ストーリーを説明しやすいように、記事を公開する順序を逆にしました。
早朝の観察こそがバードウォッチングの王道だと改めて実感しました。