2020/10/26

ヒヨドリバナの花蜜を吸うイカリモンガ(蛾)

 

2020年7月下旬・午後15:00頃・くもり 

峠道の横の法面を補強するコンクリートの上に咲いたヒヨドリバナの群落でイカリモンガPterodecta felderi)が訪花していました。 
吸蜜シーンを接写しようと私が無造作にカメラを近づけたら、すぐに飛び去ってしまいました。 
 花から飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
この組み合わせは初見でした。

2020/10/25

手乗りクマバチ♀

 

2020年7月下旬・午後17:10頃・くもり 

郊外の道端でおかしな症状のキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)を見つけました。 
路上を徘徊しながら頻りに羽ばたくものの、飛び立つ力がありません。 
ブーン♪という重低音の羽音が聞こえます。 
進路に左手を差し出すと登ってきてくれました。 
クマバチの♀は自衛用に毒針を持っていますが、こちらが手荒なこと(握りしめるとか)をしなければ刺される心配はありません。 
手乗りさせたクマバチ♀は、私の腕を少し登ってから、力なく滑落してしまいました。 
やはり飛べないようです。 
舗装路に落ちたクマバチ♀は、右触角を右前脚で拭っています。 

一体どうして飛べないのでしょうか? 
しばらく休息すれば体力が回復するのかな? 
寿命が近い老いた個体だとしたら、胸背の体毛が禿げていたり、翅がもっと摩耗しているはずです。
隣の農地で農薬を散布したのか?という懸念が私の頭をよぎりましたが、証拠がありません。 

 ※ クマバチのかすかな羽音が聞こえるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

夏型のテラウチウンカ(クロバネテラウチウンカ)の逃避行動

 

2020年7月下旬・午後15:15頃・晴れ 

湿地帯のヨシ原で黒くて見慣れないウンカを見つけました。 
調べてみると、テラウチウンカの夏型(別名クロバネテラウチウンカ)と判明。 
ヨシの若葉の根元付近に静止していました。  
指で軽く触れると、テラウチウンカは跳ぶかと思いきや、走って少し逃げただけでした。 
繰り返すと、茎を素早く横に回り込んで陰に隠れてしまいました。

小さな虫なので、触れながら反応をマクロレンズで接写するのは難しかったです。

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