2015年7月下旬
キアシナガバチ巣の定点観察@トウカエデ枝#6
未だ梅雨なので、この日は朝から雨が降っています。
晴天時よりも在巣のキアシナガバチ♀(Polistes rothneyi)個体数は多いです。(計8匹)
雨が降るとワーカー♀も外役に出られず、巣に留まって雨宿りしているのでしょう。
巣の目の前で透明ビニール傘を振ると総員警戒姿勢、臨戦態勢になりました。
一斉に翅を半開きにして細かく震わせるものの、いきなり飛びかかってくることはありませんでした。
黒い傘だと一層危険だったかもしれません。
しばらくすると、少し落ち着いてきました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→#7:キアシナガバチ♀雨天時の排水行動
2015年8月上旬・夜20:58:20
交差点で点滅信号や水銀灯の周りをコウモリが飛び回っています。
灯火に引き寄せられる夜蛾を捕食しに来たようですが、狩りの瞬間を撮るにはよほどの幸運が必要そうです。
(愚直に長撮りするしかないのかな?)
街中なので、普通種のアブラコウモリかもしれません。
バットディテクターがあれば超音波の鳴き声からコウモリの種類を聞き分けられるそうなので、手に入れたいものです。
赤外線の暗視モードで撮ったのですけど、明かりが眩しくてあまり暗視の意味が無いようです。
2015年9月中旬
郊外の住宅地の道端に生えたニラの群落でフタモンアシナガバチ♂(Polistes chinensis antennalis)が訪花していました。
雄蜂の特徴である白っぽい頭楯とカールした触角がチラッと見えます。
群飛というほどの規模ではありませんが、複数個体が飛び回っていました。
訪花している同種の♂だけでなく、他種の蜂にも誰かれ構わず飛び付くのを目撃しています(誤認交尾)。