2014/02/08
向日葵の花でホバリングするニホンミツバチ♀
2013年8月上旬
民家の庭先に咲いたヒマワリにニホンミツバチ(Apis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。
(ヒマワリは若干小型の園芸種かもしれません。)
夏の風物詩を撮っていると、ニホンミツバチは風に揺れる花の手前でホバリング(停空飛翔)を続け、なかなか着陸しません。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を付けています。
花弁に着陸してもすぐに飛び立ちます。
飛びながら体に付いた花粉を身繕いして花粉籠にまとめているようです。
ハイスピード動画で撮れば面白かったかもしれません。
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2014/02/07
繭を紡ぐオオケンモン(蛾)終齢幼虫【微速度撮影:前編】
2013年10月下旬・室温20℃→18℃
前回の記事はこちら→「オオケンモン(蛾)終齢幼虫の徘徊」
採集して持ち帰ったオオケンモン(Acronicta major)幼虫の食餌植物を急いで調べ、カエデの葉を採取してきました。
ところが毛虫に与えても、口を付けようとしません。
容器内でひたすらウロウロと徘徊し続けるだけです。
これはいよいよ繭作りを始めそうだと予感しました。
プラスチック容器のままでは絹糸が付着しづらいだろうと思い、ティッシュペーパーの空き箱に移して閉じ込めました。
すると案の定、採集したその日の夕方から紙箱内の隅で絹糸を口から吐いて繭を紡ぎ始めました。
絹糸は白色。
作業中の毛虫から少しずつ抜け落ちた褐色の長い毛も繭に織り込まれています。
10秒間隔で夜通し(12時間45分間)インターバル撮影した計4,566枚の連続写真を素材に早回し映像を制作しました。
補助照明としてUSB-LEDリングライトを使用。
後半から影取りディフューザーを装着してみると、光が和らいで繭の褐色がよく見えるようになりました。
このとき私は知らなかったのですけど、自然界のオオケンモンは地中に潜って営繭するそうです。
飼育下で土を入れなくても繭を作ってくれました。
つづく→微速度撮影:後編
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飛べ!モンキチョウ♂【ハイスピード動画】
2013年6月中旬
道端に咲いたアカツメグサ(=ムラサキツメクサ)の群落でモンキチョウ♂(Colias erate poliographus)が飛び回り花蜜を吸っていました。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
飛ぶ際に広げた翅表で黄色型と判明。
映像の最後で、偶然モンシロチョウが飛んで横切りました。
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