2012/10/13

キセキレイ♀@渓流【野鳥】



2012年7月下旬

渓流で見つけたキセキレイ♀。


※ 夏羽では♂の喉は黒い。
岸から浅い流れに入って、歩いています。
川虫を捕食しているのかな?
尾羽を上下に振りながら岩場をトコトコ歩きます。
こちらに気づいていないのか、警戒心が薄いのか、どんどん近づいて来ます。
最後は岸の斜面を歩いて登りました。
やがて軽く羽繕いしてから飛び立ちました。







2012/10/12

クロアゲハ♀前蛹の蛹化:10倍速映像



クロアゲハの飼育記録:その9
2012年7月下旬・室温28℃

緑色だったクチクラが干からびたような褪せた色調に変わりました。
特に下半身は白っぽくなっています。
蠕動していたクロアゲハPapilio protenor)前蛹が頭部の方から脱皮して帯蛹となる様子を10倍速の早回し映像でお楽しみ下さい。
激しい動きで脱皮した抜け殻を振り落としました。

カラー自然シリーズ28『アゲハチョウ』p24-25によると

糸をかけて1日ほどたつと、最後の皮脱ぎが始まります。
細くスマートな形になった前蛹が、ひくひくと動き始めたら、間もなく脱皮が始まります。


前蛹(蛹化直前)

帯蛹(脱皮直後)

帯蛹(翌日には全身が緑色になる)

4日後の帯蛹

前蛹脱皮殻



つづく→「クロアゲハ♀蛹の蠕動と鳴き声

2012/10/11

クロアゲハ♀終齢幼虫の蛹化準備:10倍速映像



クロアゲハPapilio protenor demetrius)の飼育記録:その8

2012年7月下旬・室温28℃

5齢幼虫に最終脱皮してから9日目。
食欲が無くなりウロウロし始めました。
いよいよ蛹化するようです。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。

サンショウの枝伝いに徘徊していた終齢幼虫が上向きで枝に足場糸を張り始めました。
次にUターンして下向きになり、枝に念入りに足場糸を巻き付けます。
左右に首を振りながら絹糸を吐いています。
何度かUターンして上下の足場を固めると、遂に腹端を枝に固定しました。
足場が出来ると、上半身を仰け反らしながら帯蛹を支える糸の輪を作り始めました。
背景が白なので、肝心の絹糸が見えないのが残念無念。
それでも体をくぐらせる糸の輪が時々キラリと光ります。

帯蛹(たいよう)とは、「蛹化(ようか)のときに尾端(びたん) を固定するだけでなく、糸で帯をかけるものをいう。アゲハチョウ科、シロチョウ料、シジミチョウ科、セセリチョウ料が帯蛹となる。」(『マルチメディア蝶図鑑』より)

自らの体を糸で固定した幼虫は蠕動しながら少しずつ体が縮んでるようです。
動きが停まり、前蛹となりました。
いよいよこれから脱皮して蛹化します。

今回、白いレースカーテンを背景に撮ったのは失敗でした。
まず第一に、肝心の絹糸が見えにくいです。
第二に、網目模様のような複雑なパターンだと無駄に情報量が多いので動画をエンコード(圧縮)する際に不利になります。

せめて背景をもっとぼかせば良かったですね。

つづく→「クロアゲハ♀前蛹の蛹化:10倍速映像



クロアゲハ♀前蛹(側面)




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