2011/11/18
ベニシジミがセイタカアワダチソウに訪花吸蜜
2011年10月中旬
土手に咲くセイタカアワダチソウの花にベニシジミ(Lycaena phlaeas)が止まって蜜を吸っていました。
翅がやや擦り切れ色褪せた個体です。
風が時折吹いて激しく揺れるので、望遠マクロのみ。
Labels:
チョウ・ガ(鱗翅目),
訪花
2011/11/17
オニグモ♀亜成体の白昼造網(横糸張り)と隠れ家への隠遁
2011年10月中旬 午後13:50頃
橋の欄干でせっせと造網中のクモがいました。
急いで三脚を立てて準備します。
太陽光で網や糸が光って見えるアングルをなんとか見つけて動画の撮影開始。
クモはこちらに背面を向け、網の外側から内側へと螺旋状に横糸を張っています。
(早回し部分の映像は10倍速。)
若干の秋風が吹く日でしたが、幸い枠糸の固定点が堅牢な構造物なので、被写体が風で揺れる影響は最小限に抑えられました。
横糸張りは撮影中、時計回りで一定でした。
しかし網の右下部分の横糸を見ると、初めの段階では何回か回転の向きを変えていることが分かります。
クモは休憩せず一気に仕上げました。
横糸を張り終えたクモは仕上げに甑(こしき)部分の余分な糸を食い破りました。※
そのまま占座するかと思いきや網の外に退散しました。
網の枠糸を辿って欄干の支柱を探すとネジの陰に身を潜めていました。
明るい昼間は天敵(野鳥やクモバチなど)を恐れているのかもしれません。
完成した垂直円網の大きさは直径約22cm、甑の高さは地上90cmでした。
(数m下には川が流れていますが、橋の路面を地面とみなしました。)
※オニグモの甑(こしき)について『クモ生理生態事典2010』によると、
造網作業の最後に,網の緊張を平均化するために,中心部(こしき)にほぼ円形に穴をあけたり, 2~3の放射糸に糸を継ぎ足してひきしめたりするので,不正形の穴があいている.これはオニグモ類には共通した習性である.
隠れ家のクモを採集してみると、どうやらオニグモ(Araneus ventricosus)のようです。
触肢の形状から♀と思ったものの、腹面の外雌器にコガネグモ科成体♀特有の垂体が見当たりません。
体長も未だ13mmと小さいことから、亜成体♀と思われます。
オニグモの造網(網の張り替え)は通常暗くなってから行われるとされているので、今回の気の早い造網(午後)は興味深く思いました。
2011/11/16
カメノコテントウの飛び立ち(ハイスピード動画)
2011年11月上旬
林縁の草むらでカメノコテントウ(Aiolocaria hexaspilota)を発見。
手に乗せてしばし鑑賞します。
翅をパカッと広げて飛び立つのを期待して、ハイスピード動画(220 fps)にて長撮りしました。
薬指の先に誘導したらようやく飛んでくれました。
そろそろ集団越冬する時期かもしれません。
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