2009年12月下旬
雪に覆われた農地で採餌中?のキジ(Phasianus versicolor)の群れを発見。
なんとか動画を撮ろうと近づいたら、早足に近くの杉林(防風林)へ逃げ込んでしまいました。
♂ばかり4羽いました。
同じ巣から生まれた兄弟なのでしょうか。
この時期に♀を見かけたことがないのですけど、♀は♀同士で群れを作っているのかな?
2009年4月中旬
雪の残る林道でクジャクチョウ(孔雀蝶;Inachis io geisha)が日光浴していました。
越冬明けで羽のあちこちに損傷がみられます。
体温が下がると羽を広げ、受光面積を大きくします。
暑くなると羽を立てて調節します。
雪の上に飛んで行くと羽を全開にしました。
このとき雪を舐めていたかどうか確認できませんでした。
2010年1月下旬
ケヤキの枝先でシジュウカラ♂(Parus minor)がイラガ(Monema flavescens)の繭を嘴で突付いていました。
頑張っても硬い繭は割れなかったようで、諦めて飛び去りました。
(関連記事→「イラガの繭を割って食べるアカゲラ」)
【追記】
『シジュウカラ (カラー版自然と科学)』p27にイラガの繭を食べるシジュウカラ♂の連続写真が掲載されていました。
(1)イラガのまゆをまず足でおさえ(2)つづいてくちばしでつついてからをわり(3)さいごになかの幼虫※をひきだす
ミノムシを蓑からから引き出して食べることもあるそうです。
※イラガの越冬態は、正しくは前蛹です。