2023年10月中旬
シーン1:10/12・午後14:00・晴れ(@0:00〜)
平地のスギ防風林で、明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
画面の中央で風倒木の切株が朽ち果てています。
切株の手前の溝(涸れた水路)に古い手押し車(一輪車)のフレームが錆びたまま放置されています。
このフレームの中にニホンアナグマ(Meles anakuma)専用の溜め糞場stmpがあり、黒い軟便が残されています。
シーン2:10/14・午前2:05(@0:03〜)
深夜に2頭のホンドテン(Martes melampus melampus)が連れ立って現れました。
私には外見で性別を見分けられませんが、♀♂番 なのでしょうか?
先行個体aが切株の上に乗って、朽木を前足で掘り返していました。
手前から後続個体bがやって来ると、アナグマの溜め糞場stmpの匂いを嗅いだだけで、奥の切株へと身軽に跳び乗りました。
その間に、テンaは奥のスギ林床で何か虫を捕まえたようで、その場でムシャムシャ食べています。
テンbがテンaの食べている獲物が気になって近づくと、テンaは横取りされないよう逃げましたた。
(もう食べ終わったのかな?)
テンbはその場で腰を少し屈めて、(腹いせに?)排尿マーキングしたようです。
イヌのように片足を上げて小便するテンを見たことがないのですけど、排尿姿勢からテンbは♀とみなして良いのでしょうか?
ホンドテンの♀♂ペアは相次いで涸れ水路を渡って右上奥の二次林に走り去りました。
このスギ林床は野ネズミの営巣地なのに、捕食者のテンが格好の獲物である野ネズミの残り香に全く反応しなかったのが不思議です。
野ネズミによる巣口の隠蔽工作が奏功したのでしょうか?
関連記事(同所同時期の撮影)▶ スギ林床で広葉樹の落ち葉を寄せ集めて巣口を隠蔽する野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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