2023年3月下旬
平地の二次林を雪解けした早春に探検してみると、林床に謎の巣穴が2個並んでいるのを見つけました。
この日は写真しか撮らなかったので、動画の前半部はスライドショーになっています。
周囲に足跡や糞が見つからなかったので、もう使われていないのか、それとも巣穴の主はまだ冬眠中なのかな?
2023年4月上旬
17日後に現場を再訪してみると、林床の残雪はすべて溶けていました。
ノイバラの藪が展葉を始めています。
他の落葉灌木の樹種は未だ分かりません。
今回は現場の様子を動画で記録しました。
せっかちな私の悪い癖で、カメラをぶんぶん振り回して撮影してしまい、視聴すると酔いそうな映像になってしまいました。
仕方がないので、60%のスローモーションに加工しました。
音声が間延びしているのはそのせいです。
片方の巣穴の方が立派に整備されています。
巣穴の近くの林縁を浅く掘り返してあるのはトイレかと思ったのに、糞が残されていません。
巣口の形状が前回から少し変わっているので、古巣ではなく現役で使われている巣穴のようです。
トレイルカメラを設置して、巣穴の主が何者なのか突き止めましょう。
候補として考えているのは、ニホンアナグマ(Meles anakuma)、ホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)、ホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)です。
限られた台数のトレイルカメラをやりくりするのは大変ですが、どうしてもこの巣穴が気になるので、他所のプロジェクトを打ち切ってこちらに回すことにしました。
カメラの設置アングルを決めるために私が営巣地を何度も歩き回ったので、もし野生動物が巣内に潜んでいるとしたら、ストレスになったかもしれません。
監視カメラを設置した当日は何も写っていませんでした。
警戒して巣穴に籠城しているのか、それともまだ冬眠中なのかな?
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