2022年8月下旬・
里山のスギ林道にあるアナグマとタヌキの共用溜め糞場sを自動撮影カメラ(トレイルカメラ)で見張っていると、新たな興味深い動きがありました。
シーン1:8/22・午前4:56・気温20℃(日の出時刻は午前4:57)
日の出直前の杉林はまだ暗く、暗視モードでの撮影になります。
現場は東向きの斜面ですが、東の山並みから太陽が昇るので、公式の日の出時刻よりも遅れます。
2羽の黒い野鳥が林道上に来ていました。
♀♂ペアなのでしょうか?
しかし、1羽が別個体を追い払っているように見えます。
溜め糞場sに集まる糞食性の昆虫を独占して捕食するつもりなのかな?
ちなみに、2日前の8/20にタヌキとアナグマがここで排便しています。
黒い鳥は腹面が白っぽく、クロツグミ(Turdus cardis)ではないかと思うのですが、どうでしょうか?(自信なし)
スギの落ち葉が敷き詰められた林道で餌を探し始めました。(探餌行動)
アナグマが残した溜め糞のすぐ横で、クロツグミ?はスギの落葉を嘴で次々に持ち上げたり払いのけるようにめくったりして、下に隠れている虫を探しているようです。
もしかして、逃げた個体に対して威嚇誇示する意味もあるのかな?
残念ながら虫を捕食するシーンは撮れていません。
ピョンピョン跳んで(ホッピング)林道を右に立ち去りました。
シーン2:8/23・午前2:12・気温22℃ (@0:40〜)
翌日の深夜未明にホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が溜め糞場sに来て排便しました。
シーン3:8/23・午前4:56・気温22℃(日の出時刻は午前4:58) (@0:54〜)
2日連続で同じ時間帯(夜明け直前)に黒い鳥が登場しました。
この辺りを縄張りとする同一個体なのかもしれません。
約2時間40分前にタヌキが排泄したばかりの新鮮な糞塊の上にクロツグミ?が乗っていました。
溜め糞から黒い糞虫?が慌てて這い出て来たのに、鳥は気づかず左に飛び降りて立ち去りました。
今回は落葉めくりをしませんでした。
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