2020年7月中旬
川沿いの土手に自生するミズキの根際にクロオオアリ(Camponotus japonicus)の巣がありました。
巣口付近で大型のワーカー♀(兵隊アリ? 門衛?)同士が上下逆向きの体勢で対面し、口移しのキスをしていました。
成虫間の反吐給餌(栄養交換)と呼ばれる行動です。
その後は各々が身繕い(化粧)に余念がありません。
▼関連記事(6年前の撮影)
クロオオアリ♀出会い頭の挨拶
wikipedia:クロオオアリの記述によると、
巣に運び込んだ獲物はそのまま貯蔵食料にするのではなく、食料庫の部屋に運び込んで働きアリが速やかに解体し、肉の部分を甘露と同様に素嚢に収納する。
また、アブラムシの糖分を多く含む排泄物(甘露)や植物の花外蜜腺から得られる蜜はエネルギー源として重要な食物となり、アリと共生する性質を持つ種のコロニーを保護してここから甘露を得て、素嚢に納めて持ち帰る。多くのヤマアリ亜科と同様、素嚢が発達していて液状の食物をこれに入れて持ち帰ることが多く、捕らえた獲物も丸ごとではなく素嚢に体液だけ納めて持ち帰ることも少なくない。
下線部については知りませんでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿