2018/10/06

岩の上で甲羅干しするクサガメとミシシッピアカミミガメ



2018年7月中旬

この日も蓮池の岩場で亀が甲羅干ししていました。
3匹のミシシッピアカミミガメTrachemys scripta elegans)と1匹のクサガメMauremys reevesii)です。
クサガメにしては「伸ばした頭頸部の目から頸部にかけて黄緑色の鮮明な筋模様」が無いのですけど、頭頂部の後半が細鱗に覆われていることから、イシガメではなくクサガメでしょう。
ミシシッピアカミミガメの内の1匹は小さな子亀ですね。
クサガメの甲羅は苔むしたような緑色で、ミシシッピアカミミガメほど甲羅がゴツゴツしていません。

クサガメは頭を高々と上げ、喉をヒクヒク膨らませています。(実は小声で鳴いていたりして?)
まさか対面の大きなミシシッピアカミミガメに対して喧嘩を挑んでいるのですかね?
亀の生態について勉強不足なのですが、クビナガオトシブミ♂のように首の高さを誇示して競い合っているのなら面白いのに…と妄想。
お気に入りの岩場を巡って陣取り合戦が緩慢に繰り広げられているのか、長時間の微速度撮影してみたいものです。

高橋泉、三上昇『カメのすべて(カラー図鑑シリーズ)』によると、

体の大きいアカミミガメは、いつもクサガメやイシガメを押し退けて、甲羅干しに一番良い場所を取ってしまうのです。 (p23より引用)


ミシシッピアカミミガメ3+クサガメ1@蓮池:岩+甲羅干し
ミシシッピアカミミガメ3+クサガメ1@蓮池:岩+甲羅干し
ミシシッピアカミミガメ3+クサガメ1@蓮池:岩+甲羅干し

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