柳の葉を蚕食するセグロシャチホコ♂(蛾)終齢幼虫
2017年8月下旬
湿地帯に自生する柳の灌木で毛虫を見つけました。
派手な色彩で、背中に瘤があります。
てっきりドクガの仲間かと思いきや、帰ってから調べてみるとシャチホコガ科セグロシャチホコ♂(Clostera anastomosis orientalis)の終齢幼虫でした。
柳の細長い葉をもりもりと食べ進みます。
食樹の葉から枝に移りかけたものの、結局は食事を再開。
この幼虫を飼育するために、柳の小枝ごと切り取って採集しました。
ノギスで採寸すると体長25mm。
(資料によると、終齢の体長は35mmらしい)
この時点で性別を見分けられた訳ではありませんが、飼育下で後日♂成虫が羽化してきました。
私は柳の種類を見分けるのがいつまで経っても苦手です。
なんとなく、これはカワヤナギまたはオノエヤナギですかね?
お勧めの良い図鑑をご存知でしたら教えてください。
ヤナギ属の検索表サイトを見つけたので、今度は自力で同定してみます。
つづく→繭を紡ぐセグロシャチホコ♂(蛾)終齢幼虫
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