2016年10月中旬・午後16:11〜16:13
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セイタカアワダチソウの花蜜を吸うクマバチ♂
夕方の農道沿いに生えたセイタカアワダチソウの群落でキムネクマバチ♂(Xylocopa appendiculata circumvolans)が花序にしがみついていました。
この個体は吸蜜中ではなく、ただ休んでいるだけでした。
このまま夜もセイタカアワダチソウの花で寝るつもりなのでしょうか?
複眼が大きく発達していて頭楯が白いことが雄蜂の特徴です。
この個体が雄蜂であることに確信を得たので、そっと手で触れて掌に乗せてみました。
雄蜂は毒針を持たないので、手掴みしても刺される心配は全くありません。
(もちろん♀が相手なら私もこんな危険な真似はしません。)
なんとか「手乗りクマバチ」の状態にしたものの、嫌がってすぐにセイタカアワダチソウの花の方へ移動してしまいました。
気温が低い訳でもないのに飛んで逃げないのは不思議です。
実は同じ日にもう一匹のクマバチ♂をセイタカアワダチソウの群落で連続して見つけ、同様に手乗りさせてみたのですが、やはり大人しくて飛び立ちませんでした。(映像公開予定?)
夕方になるとクマバチ♂はもう寝る時間なのか、それともたまたま見つけたのが老化した個体で、衰弱していたのかな?
あるいは飛翔筋の準備運動をして体温を上げてからでないと、すぐには飛び立てないのかもしれません。
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