2016年8月中旬
水田の畦道に咲いたビロードモウズイカでブチヒゲカメムシ(Dolycoris baccarum)の成虫および幼虫が訪花していました。
蕾に止まって吸汁しています。
ブチヒゲカメムシはイネの穂も吸汁し、斑点米の原因となる害虫なのだそうです。
したがって、稲作のためにはブチヒゲカメムシの温床となっているビロードモウズイカを水田の畦道に残すべきではありませんね。
おそらくきれいな花だからという理由で情けをかけられ草刈りを免れたのでしょう。
農薬散布を増やすよりも草刈りを徹底すべきでしょう。
実はこの日が初めてではなく、7月上旬にも全く同じ場所でブチヒゲカメムシ成虫がビロードモウズイカの花で吸汁しているのを観察しています。
そのときは夕暮れに撮った暗い映像だったのでお蔵入りして、ようやく撮り直しができました。
幼虫の写真はピンぼけに…。 |
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