2014年4月下旬
満開に咲いた桜の近くでヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)が吸蜜の合間に頻りに鳴いています。
お馴染みのけたたましい警戒声の合間に普段は聞かない独特の鳴き方をしています。
これは繁殖期の囀り(縄張り宣言?)なのでしょうか?
シーン1は至近距離の枯木の枝で、シーン2は引き続き少し離れたケヤキの樹上に移動して繰り返し鳴いています。
独特の節を付け、途中で濁ったような声が交じります。
同一個体と思われる(この辺りを縄張りとする)ヒヨドリが日が経つにつれて、このガラガラ声がますます掠れてくる気がしました。
繁殖期のヒヨドリは声帯を潰すまで囀り続けるのですかね?
毎日鳴き声を録音して声変わりを声紋解析したかったのですが、忙しくなって計画倒れになりました。
そもそもヒヨドリを個体識別できず、性別を見分けらないのが問題です。
ヒヨドリのさえずり?を声紋解析してみる
いつものようにオリジナルのMTS動画ファイルから音声をWAVファイルにデコードしてから鳴いている部分を適当に切り出し、スペクトログラムを描いてみました。
私は絶対音感も無ければ鳴き声の聞きなしも苦手なので、声紋解析で視覚的に調べるしかありません。
さえずり?らしき鳴き声は毎回似たような声紋が繰り返されています。
去年もほぼ同時期に同じ調査をやっているのですが、今年は音質改善を狙って外付けマイクを使用しました。
新たな問題として、隠し撮りするブラインドの布とマイクの風防が擦れて耳障りなごわごわしたノイズが混入することがあります。
去年の映像と聴き比べると、同じ鳴き方でも微妙な個性があるようです。
(年をまたいで同一個体である可能性もあります。)
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ヒヨドリ(野鳥)の囀りと警戒声♪を声紋解析してみる
さえずり@枯れ枝 |
警戒声@枯れ枝 |
さえずり@ケヤキ |
さえずり@ケヤキ |
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さえずり@ケヤキ |
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