2019年6月中旬
田植え後の水田でアオサギ(Ardea cinerea jouyi)が羽繕いしていました。
後ろ姿ですけど、畦道に立って胸元の羽毛を嘴で整えています。
私が30分後に戻って来ると同一個体と思われるアオサギが畦道に片足立ちで佇んでいました。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画に切り替えてみました。(@0:25〜)
私が少し近づいてからカメラを向けると、警戒心の強いアオサギはすぐに飛び立ちました。
左に飛び去る様子を流し撮りすると、アオサギは水田の上を低空で飛び越え、右旋回しながら高度を少し上げて行きます。
民家の屋根も飛び越えると最後は滑空して左に旋回して、民家の陰に消えました。
行き先には川の支流が流れています。
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アオサギ(野鳥)@水田畦道+羽繕い |
2019年6月中旬
川べりの護岸付近に咲いたキンギンボク(別名ヒョウタンボク)の群落でムナカタハキリバチ(別名スミゾメハキリバチ)♀(Megachile willughbiella sumizome)が忙しなく訪花していました。
一瞬クロマルハナバチ♀と見間違えそうになりましたが、腹部下面にオレンジ色のスコパ(集粉毛)が見えるので、ハキリバチ科の♀と分かります。
訪花シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、ムナカタハキリバチ♀は毎回花の雄しべにしがみついています。
飛翔筋の運動で雄しべの葯に振動を与え、落ちてくる(降り注ぐ)花粉を集めているようです。
この採餌法を振動集粉と言います。
このとき黒い舌を伸ばしても蜜腺には届いていないようなので(@1:40)、吸蜜はせずに集粉(花粉集め)に専念しているようです。
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スミゾメハキリバチ♀@キンギンボク訪花 |
2019年6月中旬
車が行き交う舗装路の真ん中でカワラバト(=ドバト;Columba livia)がアスファルトの小さな窪みに執着して何度もついばんでいました。
横を車や自転車が通ると逃げ腰になるものの、すぐに食事を再開します。
センターラインの近くにいれば車に轢かれないことを知っているようです。
何を食べているのでしょうか?
撮影直後に穴を覗きに行ったものの、何も残っていませんでした。
風で飛ばされてきた草の種子が大量に溜まっていたのですかね?
公園などでときどき鳩に餌を与えるヒトがいますけど、さすがに車道の真ん中に餌を撒いたりはしないはずです。
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ドバト(野鳥)@舗装路凹+採食 |