2022年4月下旬・午後13:25頃・晴れ
川沿いのコンクリート護岸の下に蔓延るノイバラの群落でハシボソガラス(Corvus corone)が巣材集めをしていました。
ポキッ♪と枝が折れる音が聞こえます。
カラスはノイバラの棘が痛くないのかな?
近くでカメラを構えている私にどうやら気づいたようで、ハシボソガラスは作業を中断してしまいました。
少し飛んで近くの樹上に移動しました。
若葉が開きかけた灌木で、樹種は不明です。
せっかく嘴で折り取った枝を、またもや捨ててしまいました。
最後は空荷で下流へ飛び去り、近くの河原に着地。
結局、作りかけの巣に枝を持ち帰りませんでした。
カラスが巣材集めを中止したのはなぜでしょう?
私に気づく前から枝を折っていましたし、鳴かずに黙っていたので、私に対する威嚇としての枝折りではなさそうです。
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おそらく、私があまりにも近くでじっと見ているので、警戒したり気まずくなったりしたのではないかと思います。
それとも単に、折り取った枝の長さや質(しなやかさ)が巣材として気に入らなかっただけなのかもしれません。
若鳥が造巣の練習や巣材集めの真似事(遊び?)をしている、という可能性もありそうです。