2020年9月中旬・午後15:20頃・くもり
河川敷の水溜りの横でウラギンシジミ♂(Curetis acuta paracuta)が吸水していました。
私が知らずに近づいたら飛び立ってしまい、しばらく待っても水溜りには戻って来てくれませんでした。
激しく飛んで河川敷を蝶道のように往復し、砂利道の地面に降り立ってはあちこちで吸水を繰り返しています。
翅をしっかり閉じたまま、口吻を伸ばして砂利道を舐めていました。
水たまりに比べて地面がそれほど湿っているようには見えないのですが、ナトリウムなどのミネラル成分を摂取しているのでしょう。
翅裏は純白(銀色)で、周囲の砂利に紛れてあまり目立ちません。
ヒトの気配に非常に敏感なので、なかなか近づけません。
仕方がないので、望遠レンズを装着して撮影しました。
飛び立つと、翅表が赤いことから♂と判明。
羽ばたくと赤と白が激しく点滅します。
低空で忙しなく飛び回っては砂利道に着陸し、地面の湿り具合を味見して回ります。