2018/05/18

刈田で落穂拾いするハシボソガラスの群れ(野鳥)



2017年10月中旬

広大な田園地帯の中で稲刈りが済んだ区画にハシボソガラスCorvus corone)の群れが散開し、落ち穂拾いしていました。
嘴で藁を掻き分けて餌を探しています。
奥に見える田んぼは未だ稲刈り前なのに、スズメとは異なりカラスはそこに行って稲穂を直接採食(食害)しないというお行儀の良さに感心しました。
案山子かかしとか鳥よけの対策をしているようには見えないのですが、何か理由があるのかな?
もしかすると、メインのメニューは落ち穂そのものではなくてイナゴやコオロギなどの昆虫を捕食しているのかも?と想像したものの、遠過ぎて確かめられませんでした。


カメラを横にパンしながらハシボソガラスを数えたら計41羽でした。
これだけ数が多いと、どの個体の採食行動を撮るべきか、目移りしてしまいます。

▼関連記事(3年前に撮った動画には2羽しか登場しません) 
ハシボソガラス(野鳥)の落ち穂拾い


ヤツデの雄花を舐めるハナアブ類(ナミハナアブとシマハナアブ?)



2017年11月上旬

民家の玄関脇に植栽されたヤツデが雄性期の花を咲かせていました。
様々な種類のハナアブ類が訪花し、玉状の散形花序を歩き回りながら花蜜を舐めています。

普通種だと思うものの、ハナアブ類はとにかく種数が多くて難しいので私は苦手意識が強く、どうしても名前を調べるのが億劫になってしまいます。
どなたか教えて下さい。
なんとなく、シマハナアブEristalis cerealis)とナミハナアブEristalis tenax)ですかね?
きちんと同定できれば一種類ずつ動画を切り分けるのですが、面倒なので一緒くたにしました。



田中肇『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』によると、
・(ハナアブ類は)花にもぐりこんだり、下向きの花に止まったり複雑な花を操作したりするのは得意ではない。彼らが得意とするのは、比較的低温でも飛べることである。 (p99より引用)
・ハナアブ類が活動できる下限の温度は15℃。 p100より)
撮影後に気温を測るべきでしたね。
また、この名著のハナアブ類に関する章を読んで一番驚いたのは、「ハナアブ類のあいだには、種類により花を利用するさいの優劣関係がある。優位の昆虫が来たら席をゆずる。」という記述でした。(p113-114より)
樹液酒場に集まる昆虫類に序列があるのは有名ですが、訪花するハナアブ類に序列があるとは初耳でした。
研究データに基づいた具体的な序列が書かれてあり、ハナアブは1位、シマハナアブは3位とのことでした。




2018/05/17

カエデの幹をつつくコゲラ♀♂(野鳥)



2017年11月下旬

民家の庭に植栽されたカエデの樹上で2羽のコゲラDendrocopos kizuki)を見つけました。
紅葉した葉もほとんど散り終わった初冬に樹種を見分けるのは困難かと思いきや、枝に特徴的な形の翼果が残っていたので、カエデの一種と判明しました。

コゲラの2羽とも頭部に赤い羽毛が見えないので、現場では母娘なのか?と不思議に思いました。
しかしwikipediaによれば

オスよりメスがやや大きい。(中略)雌雄の羽色の違いは後頭部にある赤い斑の有無(雄にある)程度だが、野外ではほとんど見えないため、羽色で雌雄を区別することは困難なことも多い。
とのことなので、実は♀♂のつがいなのかもしれません。

カエデの幹を登り降りして、短い嘴であちこちの枝を頻りにつついています。
横の車道は車の往来が結構あるのに、コゲラは気にせず作業を続けます。
材の中に潜む虫を捕食しようとしているのでしょう。

『野鳥と木の実ハンドブック』を紐解いてみると、コゲラは様々な木の実を採食することが知られています。
今回カエデの幹に絡みついた落葉後のツタに青紫色の実がブドウのように多数ついていたのに、コゲラは全く採食しませんでした。
ツタの実は好みの味ではないのかな?

それとも未だ充分に熟していないのですかね?


最後コゲラは飛び去り、見失いました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


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