2017年11月下旬
民家の庭に植栽されたカエデの樹上で2羽のコゲラ(Dendrocopos kizuki)を見つけました。
紅葉した葉もほとんど散り終わった初冬に樹種を見分けるのは困難かと思いきや、枝に特徴的な形の翼果が残っていたので、カエデの一種と判明しました。
コゲラの2羽とも頭部に赤い羽毛が見えないので、現場では母娘なのか?と不思議に思いました。
しかしwikipediaによれば
オスよりメスがやや大きい。(中略)雌雄の羽色の違いは後頭部にある赤い斑の有無(雄にある)程度だが、野外ではほとんど見えないため、羽色で雌雄を区別することは困難なことも多い。とのことなので、実は♀♂の
カエデの幹を登り降りして、短い嘴であちこちの枝を頻りにつついています。
横の車道は車の往来が結構あるのに、コゲラは気にせず作業を続けます。
材の中に潜む虫を捕食しようとしているのでしょう。
『野鳥と木の実ハンドブック』を紐解いてみると、コゲラは様々な木の実を採食することが知られています。
今回カエデの幹に絡みついた落葉後のツタに青紫色の実がブドウのように多数ついていたのに、コゲラは全く採食しませんでした。
ツタの実は好みの味ではないのかな?
それとも未だ充分に熟していないのですかね?
最後コゲラは飛び去り、見失いました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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