2017年8月下旬
センニチコウ(千日紅)の花が咲き乱れる花壇でムシヒキアブの一種を発見。
他の虫を撮っていた私が知らずに近づいたせいで、ムシヒキアブが少し飛んで花壇の端に生えたイネ科の雑草の葉に避難したのです。
どうやら食事中を邪魔してしまったようです。
正面から顔を見ると、複眼がメタリックな緑色の構造色で美しいですね。
更に少し飛んで移動し、今度はセンニチコウの茎に止まり直しました。
今度は背側を向いて止まってくれました。
複眼の形状から♀と判明。
抱えている獲物には体が黒く透明な翅がありますが、正体不明です。
訪花昆虫を襲って狩り、体液を吸汁するのでしょう。
どうやらアオメアブ(Cophinopoda chinensis)のようです。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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2016年11月中旬
田んぼの畦道でなぜか園芸品種と思われる菊の花が咲いていました。
キタキチョウ(Eurema mandarina)が訪花していました。
いつものように翅をしっかり閉じて吸蜜しています。
触角だけでなく、伸ばした口吻も動いているのが見えます。
八重咲き?の花弁は薄い赤紫で、白く縁取られている品種でした。
背丈が低いように見えるのは、台風のせいなのか茎が倒伏しているからです。
私は園芸植物にはまるで疎いので、この菊の名前をご存知の方はぜひ教えてください。
山形県で盛んに栽培されている食用菊の花(もってのほか)とちょっと似ているかもしれません。
2017年8月下旬
道端に植栽されたウド(独活)の灌木でオオハラナガツチバチ♀(Megacampsomeris grossa matsumurai)と思われる蜂が訪花していました。
途中でコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)のワーカー♀とニアミスしても互いに無関心で吸蜜を続けています。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。