2017/10/04
エゴノキに訪花するハナバチ類を襲うコガタスズメバチ♀
2017年6月上旬
満開に咲いたエゴノキの花は千客万来。
様々なハナバチが訪花しています。
その獲物を狩るために、コガタスズメバチ(Vespa analis insularis)のワーカー♀がホバリングで探餌飛翔しています。
花で採餌しているトラマルハナバチ(Bombus diversus diversus)のワーカー♀の背後から襲いかかりましたが、トラマルハナバチは素早く飛んで逃げました。
二回目にアタックした標的は、後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を付けたキムネクマバチ♀(Xylocopa appendiculata circumvolans)でした。
クマバチは花から転げ落ちるように緊急逃避し、難を逃れました。
ハナバチ類の方が飛翔能力は上手(敏捷)のようで、スズメバチの狩りは失敗続きです。
後半は1/4倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:27〜)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
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ハチ・アリ(膜翅目),
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訪花
2017/10/03
里山の急斜面をトラバース遊動するニホンザルの群れ【前編】
2016年11月下旬・午後13:11〜13:21
山中で野生ニホンザル(Macaca fuscata fuscata)の群れに遭遇しました。
日当たりの良い急斜面を駆け下りて来た個体(♂)が斜面の途中に伸びた枝に止まりました。
悲鳴♪が聞こえます。
喧嘩で追われて逃げてきた個体なのか、逆に追いかけている個体なのか、状況がよく分かりません。
繁殖期で興奮しているのか、目元が紅潮しています。
カメラを上にパンすると別個体が斜面を走って右に横切り、落葉後の木に登ると体を掻きました。
更に右へ遊動して行きます。
枯れ草や落ち葉に覆われた斜面でニホンザルは保護色になっていて見つけにくいですね。
初めに登場した個体は股間に立派な赤い睾丸をぶら下げた成獣♂でした。
右へトラバースを始めました。
急斜面の枯葉で足元が滑って、登り返すのに苦労しています。
老若男女の猿が続々と現れ、斜面をトラバースして行きます。
どの猿を撮ろうか目移りしてしまいます。
木から降りた個体が仲間について行かず、急斜面を少し降りた所に生えた笹の群落で採食を始めました。
遠くて採食メニューを見分けられないのが残念でした。
笹そのものではなくて、何か藪の枯れた植物を食べている気がします。
(小枝の先の冬芽を食べている?)
親子連れが危険な急斜面をトラバースする際は、幼い子猿が母猿の腰に跳び乗って運ばれる場合(おんぶ)と、子猿が母猿の腹にしがみついて運ばれる場合(抱っこ)があります。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→後編
ヒマラヤユキノシタの花蜜を吸うキタキチョウ
2016年11月中旬
山麓の民家の庭の花壇に咲いたヒマラヤユキノシタにキタキチョウ(Eurema mandarina)が訪花していました。
翅を閉じて吸蜜しています。
途中で隣の花に歩いて移動したのがちょっと興味深く思いました。
省エネモードなのでしょう。
最後にようやく飛び立ちました。
ヒマラヤユキノシタは本来、早春に咲く花らしいのですが、季節外れに狂い咲きしたようです。
「みんなの花図鑑」サイトを閲覧すると、10〜11月に各地で開花例があるようです。
秋になると紅葉する |
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訪花
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