2024年5月上旬・午後15:50頃・晴れ
郊外の農地に隣接する林の一部が伐採されていて、その切り株のひとつにキジ♂(Phasianus versicolor)が乗っていました。
見晴らしの良いお立ち台に佇み、周囲を眼光鋭く見回しています。
しばらくすると姿勢を正し(背伸び)、大声でケンケーン♪と鳴きながら激しく羽ばたきました。
その風圧で手前の下草が激しく揺れています。
母衣打ちで縄張り宣言した直後は、キジ♂の羽毛が全体的に逆立っていて、全身が大きく見えます。
身震いすると鳥肌が収まり、全身の見た目が萎みました。
再び周囲をキョロキョロと見回したものの、羽繕いをしませんでした。
母衣打ちを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@2:28〜)
ドラミングの羽ばたき回数は、初めのケン♪に合わせて3回、次のケーン♪で10回でした。
この羽ばたき回数に個体差があるようなので、地道に動画の記録を撮りためています。
その後もキジ♂は数分おきに鳴いていました。
次はハイスピード動画に切り替えて母衣打ちを撮ろうとしました。
三脚を持ってこなかった代わりに、近くのブロック塀の上にカメラを載せて長撮りしようと試みたのですが、画角の調節に手間取り、結局撮り損ねてしまいました。
私が悪戦苦闘していたら、農作業を終えた軽自動車が奥から通りかかり、キジ♂は切株から降りて奥の灌木林へ逃げ込んでしまいました。
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