2023年4月下旬・午後14:30頃・晴れ
この組み合わせは初見です。
帰化植物のセイヨウタンポポが日本中を席巻しているかと思いきや、この地点にはなぜか在来種のタンポポばかりが咲いていました。
茎は未だ短く、草丈が低いです。
口吻を伸ばして吸蜜するミツバチの後脚を見ると、花粉籠は未だほとんど空荷でした。
群落内で隣の頭花へ飛んで次々に移動します。
胸背部や頭部の体毛にエゾタンポポの黄色い花粉が付着すると、採餌の合間に身繕い。
タンポポの横に咲いているヒメオドリコソウの花には見向きもしませんでした。
撮影中は気づかなかったのですが、タンポポの花弁に黒くて微小な昆虫がしがみついています。
ハナバチ類に寄生するツチハンミョウ(ゲンセイ)の仲間かもしれません。
マクロレンズを装着して接写しないと正体不明です。
しかし、訪花中のミツバチに取り付くシーンは撮れていませんでした。
ミツバチが近づくと飛んで逃げたので違いますね。
セイヨウミツバチ♀がエゾタンポポの花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:35〜)
春風が強く吹いても日差しが強いので、絶好のハイスピード動画撮影日和です。
強風下で飛ぶのは大変そうです。
次の花に向かって飛びながら、空中で左右の後脚を擦り合わせています。
口吻を伸ばしたまま飛ぶこともありました。
タンポポの頭花をめくって萼(総苞片)の形状を調べると、在来種のエゾタンポポと判明。
このシーンだけ70%のスローモーションに加工しました。(@2:12〜2:34)
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