2022年7月上旬・午後13:10頃・晴れ
民家の裏庭に蔓延るヤブガラシのマント群落で黒い狩蜂が訪花していました。
1匹目の個体aが吸蜜している間に、別個体bが左から飛来しました。
先客aにちょっかいをかけたものの、激しく攻撃したり蜜源植物から追い払う行動は見られませんでした。
bも近くの花序に着陸。
aが先に飛び立つと、追いかけるようにbも飛び去りました。
思わせぶりな小競り合いを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:13〜)
クロアナバチの仲間ですかね?(コクロアナバチかな?)
以前は狩蜂の観察がマイブームだったのですが、細かい識別点などをすっかり忘れてしまいました。
顔が白い蜂は雄蜂♂というのが多くの種類で当てはまる経験則です。
しかしクロアナバチの仲間では♀も♂も顔が白く、その方法では性別を見分けられません。
(しかも映像を見直すと、顔がそれほど真っ白ではありません。)
この映像に登場する蜂の性別を外見で見分けられる方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
行動からなんとなく2匹とも雄蜂♂ではないか?と思うのですが、どうでしょう?
探雌飛翔してきた♂bが訪花中の♂aに誤認求愛しかけた、という解釈です。
もし2匹とも♀なら、蜜源植物をめぐる縄張り争いになります。
喧嘩するぐらいなら、ちょっと離れたところにいくらでも花が咲いているのに…と素人目には思ってしまいます。
もし2匹が♀♂なら、♂はすかさず♀に交尾を挑んだはずですが、見失ってしまいました。
身近なフィールドで狩蜂の数がめっきり減ったせいで、じっくり観察できなくなってしまいました。
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