2021/02/27

ボタンクサギの花蜜を吸うキクキンウワバ(蛾)

 

2020年10月下旬・午後15:45頃・晴れ 

民家の庭に咲いたボタンクサギキクキンウワバThysanoplusia intermixta)が訪花していました。 
初めは日当たりの良い花序の上でただ休んでいるだけでした。 
口吻も伸ばしておらず、寝ているようでした。 
指で軽く触れても動きが鈍く、なかなか逃げようとしません。 
しつこく体に触れると翅を広げて少しだけ羽ばたきました。 
飛び立つ前に体温を上げる準備運動が必要なのかと思い、動画に撮り続けたのですが、結局飛びませんでした。(ここまでの映像は編集で割愛。) 

覚醒したキクキンウワバはボタンクサギの花序を歩き回りながら吸蜜を始めました。 
長い口吻を花筒から引き抜くとゼンマイ状にクルクルと丸まります。 
夕日を背にして撮ると、被写体の上に影を作ってしまいます。 
少し離れてから回り込んで撮り直しました。 
風揺れにも悩まされました。 

しばらく吸蜜したキクキンウワバは満ち足りたようで、下の葉に移動して再び休息。

0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む