2020年8月下旬・午前10:05頃・晴れ
裏庭からチュリュン、チュリュン♪とスズメのような奇妙な鳴き声が聞こえます。
たまにキューイ♪ またはチューイ♪のような甲高い鳴き方も混じっています。
窓のレースカーテンをそっと開けて謎の鳴き声の主を探すと、メタセコイア(=アケボノスギ)の樹上にヒヨドリ(Hypsipetes amaurotis)の幼鳥が止まっていました。
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ヒヨドリ幼鳥が樹上に集まり羽繕いところが、嘴の動きが鳴き声に一致しません。(リップシンクロせず)
腹話術のように嘴を動かさない特殊な鳴き方なのか、それとも別個体(あるいはスズメなど別種?)の鳴き声なのでしょうか?
しばらく隠し撮りすると、私に気づいたヒヨドリ幼鳥は少し飛んで枝葉の茂みに隠れてしまいました。
ヒヨドリ幼鳥が居なくなったら謎の鳴き声は遠ざかったので、やはりヒヨドリの「ぐぜり」だったのかもしれません。
ぐぜり サブソングともいう。はっきりとしたさえずりではなく、くちばしを完全には開かずに、つぶやくような鳴き方。地鳴きやさえずりのフレーズをおりまぜる。モズなどは、ほかの種類の鳥の鳴き声をおりこむ。( 『マルチメディア鳥類図鑑』より引用)今回リップシンクロしなかったのは、ぐぜりで説明できました。
それとも、姿は見てないものの、モズがハクセキレイの鳴き真似をしていたのでしょうか?
朝から酷暑で、冷房無しの室温は30.8℃でした。
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