ヨトウガ(蛾)幼虫の飼育記録#4
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ヨトウガ(蛾)の幼虫がシュウカイドウの蕾を食害
2018年10月上旬
庭から適当に採取してきたシュウカイドウを餌に飼っていたヨトウガ(Mamestra brassicae)の幼虫(俗名ヨトウムシ:夜盗虫)がウロウロと徘徊探索したり植物体から自発的にボトッと落下したりするようになりました。
ヨトウムシがいくら広食性と言えども、シュウ酸やサポニンを多く含むシュウカイドウがやはり口に合わないのでしょうか?
試しにカキノキやタニウツギの枝葉を与えてみたものの、葉に食いついてくれません。
繰り返し脱走を試みるばかりです。
脱皮前で食欲が無いだけなのか、それとも空腹のまま探餌徘徊しているのか、判断に悩みました。
そこで次に、新しい生野菜として出回り始めたキク科のスイゼンジナ(別名:はんだま、金時草)に幼虫を移してやりました。
するとようやく徘徊が止んで落ち着き、葉を摂食し始めました。
やや萎れかけた葉を与えたのに、シュウカイドウより気に入ってくれたようです。
スイゼンジナは葉表が緑で葉裏は紫と毒々しい配色ですが、ヒトも生で美味しく食べられるように品種改良されているので、シュウ酸などの植物毒はきわめて少ないはずです。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→#5:ヨトウガ(蛾)幼虫の脱糞
ヨトウガ(蛾)幼虫@スイゼンジナ葉+蚕食 |
ヨトウガ(蛾)幼虫@スイゼンジナ葉+蚕食 |
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