2014年7月中旬
▼前回の記事タニウツギの葉裏に隠れていたオビガ(Apha aequalis)の幼虫を新たに採集してきました。
オビガ(蛾)終齢幼虫の営繭失敗【微速度撮影】
今季2匹目の飼育個体bは白毛です。
食欲が無くなり徘徊を始めたので、いつものように営繭の足場となる紙箱(ティッシュペーパーの空き箱)に閉じ込めてやりました。
(※ 正確には、経過を監視するために透明プラスチック容器内に半分カットした紙箱を足場として入れてやりました。)
するとやはり、紙箱の天井に登ると隅に絹糸を紡ぎ始めました
なぜか初めはおそろしく動きが緩慢で、散発的にしか動きませんでした。
紙箱の天井隅から一度落下したものの、しばらくすると自力で戻り、本格的に営繭を始めました。
10秒間隔でインターバル撮影した計3,899枚の写真から早回し映像を制作しました。
完成した繭に1円玉を並べてみる。 |
微速度撮影した映像の心地よく感じる速度は人によって好みが違うようです。
更に倍にスピードアップした早回し映像をブログ限定で公開します。
せっかく繭を紡いだのに、実はこの個体bはヤドリバエに寄生されていました。
つづく
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