2013年8月下旬
山間部の道端に咲いたツリフネソウの群落でトラマルハナバチ(Bombus diversus)のワーカー♀が忙しなく訪花していました。
後脚の花粉籠に白い花粉団子を付けています。
複数個体を撮影。
『日本産マルハナバチ図鑑』p166によれば、
ツリフネソウなどの食物は蜜腺のある長い距を発達させ、長舌種のみが吸蜜できるように花形態を特化させている。
『日本産マルハナバチ図鑑』p168によると、
(ツリフネソウは)花の距の先端に蜜があり舌の長いマルハナバチが訪花する。中に体を入れると花の入口にある雄しべと雌しべが背中に触れるしくみになっている。マルハナバチ相が貧弱な場所では群落を形成することもなく、せいぜい散在するか、あるいは植物そのものをみることができないのが普通である。
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