山間部のガードレールに蜂がしがみついたまま干からびて死んでいました。
死骸からヒゲのような長い突起物がひょろひょろと何本も伸びています。
ハチタケなど冬虫夏草の一種でしょうか?
ガードレールという乾燥した場所で菌糸?が伸びているのがとても不思議に思いました。
ガードレールの向こうを見渡すと、草むらの斜面の3mぐらい下を小川が流れていました。
そこそこ湿気があるのかもしれません。
冬虫夏草に興味はあるものの、これまで自分では見つけたことがありません。
冬虫夏草関連の掲示板で問い合わせたところ、ツキヌキハチタケの不稔型と似ているそうです。
寄主の正体については、いつもお世話になっている「蜂が好きBBS」に駄目元で問い合わせてみました。
青蜂@管理人さんより以下の回答を頂きました。
写真のハチは、クモバチ科(ベッコウバチ科)です。定点観察で9日後に現場を再訪してみました。
翅が欠けているので断定はできませんが、トゲアシクモバチ(トゲアシベッコウ)属の一種(Priocnemis sp.)のようですね。
日照り続きの後に大雨が降ったので心配しましたが、ハチタケは無事でした。
しかし状態に変化はありませんでした。
【参考動画】
冬虫夏草を扱ったBBC制作の見事な映像をご覧下さい。
アリタケ感染後の成長の微速度撮影など。
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